インタビュー
- HOME
- インタビュー
「患者さまファースト」を軸に、ホームドクターとして寄り添ったサポートをします
泌尿器科はデリケートな分野となりますので、会話の中から抱えている症状を自然にお伺いできるようにしています。また、お年寄り方も多いですので、医師・スタッフ一同手厚くサポートします。
医師を目指されたきっかけ、また泌尿器科を専門とした理由は何ですか?
私自身、幼少期に「小児結核」をわずらい、病院にお世話になっていました。当時は、子どもながら治療をきちんと受けていなければ、生きていられなかったのかなと感じていました。その出来事が少なからず医者を目指すことを意識したきっかけであると思います。
泌尿器科を選んだのは、ホルモン・内分泌系の内科分野だけでなく、尿管結石・悪性腫瘍といった外科分野にも幅広く診ることができるからです。
診察をするうえで、大切にしていることがありましたら教えてください。
患者さまファーストですね。診察ではできる限りQOL(生活の質)の向上につながる治療法を模索し、患者さまに合わせた投薬を考えています。
また、足腰が悪い方には車いすを持って来たり、手を貸したりするなどのサポートや耳の聞こえづらい方には耳元の近くで話すようにしています。
デリケートな疾患で訪れる患者さまに対して、気をつけていることはありますか?
患者さまの口から症状を話すことは、言いづらいことだと思います。ですので、会話の中からなるべく自然な形で聞き出せるように努めています。あとは、こちらからの質問が多過ぎると、返って混乱してしまうので相手のペースにあわせてお話します。もちろん、必要な情報を得るためには、はっきりと質問していくことも大切だと考えています。
この町の好きなところはありますか?
医院の近くには「砂町銀座商店街」があって、そこでは本音で話し合える下町気質が残っているところが好きですね。
ご自身の健康で気をつけていることは何ですか?
老年期に入ったから、運動機能が低下しないようにストレッチやウォーキングをするように心がけていますね。あとはスポーツクラブに通って、無理のない範囲で身体を動かしています。